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トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団は、伝統的なクラシック・バレエをパロディ化して楽しく、娯楽性の高いパフォーマンスを提供したいという、バレエに情熱を燃やすグループによって、1974年に旗揚げされた。
当初はオフ・オフ・ブロードウェイのロフトでのレイト・レイトショウでスタート。すぐにトロックスとして親しまれ、ニューヨーカー誌やニューヨーク・タイムス、ビレッジ・ボイス誌等に取り上げられて、その芸術と大衆性を認められるようになる。
1975年半ば頃になると、フランスやイギリスの雑誌でも取り上げられ、わずかのあいだに、ニューヨークだけでなく、国際的にその名を知られるようになった。
1975/76シーズンは大きな飛躍の時であった。カンパニーを正式に設立、公的に寄付を受けられる芸術団体としての資格も得て、専任のバレエ・マスターとミストレスとともに活動を広げる。そして、チュチュやドロップ、ストッキング、そして、でっかいトウ・シューズなどを担いでの、アメリカ、カナダへ初のツアーを実行。ここに、忙しく、飛行機やバスに走る日々が始まる。
トロックスは、評判のちょっと風変わりなバレエとして、世界に乗り込み、ニューヨークやイタリア、オランダ、ウィーン、パリでのダンス・フェスティバル等に参加。また、シャーリー・マクレーン・スペシャルなど、国内外で数多くのテレビ番組に出演。また、1997年9月までに、北アメリカでは5回のツアー、ヨーロッパの14回のツアー、そして13回にも及ぶ日本ツアーとカナダ縦断ツアー、南アフリカの2回のツアー、ブエノスアイレス /メトロポリタン劇場での6週間公演、そしてメキシコ、オーストラリア、ロシア、香港公演等々、とまさに世界中を席巻。アメリカではニューヨークのパレス劇場、シティ・センターほか国内48州で公演を成功させた。
創立22周年を迎えた1996/97年シーズンは非常に盛況な一年となり、アメリカ/カナダ以外に、イギリス(2週間のロンドン/サドラーズ/ウェールズ劇場)、イタリア、スコットランド、スペイン、メキシコ、日本などのツアーがにぎやかに行なわれた。また、ニューヨーク、ジョイス・シアターにおいての1週間の公演では、ニューヨーク・タイムスやヴィレッジ・ヴォイスで、改めて絶賛された。
1997/98シーズンも、再びニューヨークで1週間の公演を行なうのを始め、アメリカ国内の30都市以上をめぐり、すでに恒例となったカナダ、ヨーロッパ、南アフリカほかのツアーを休む間もなくこなす。その年末にはニューヨークでの1週間公演が行われた。
新世紀を迎え、トロックスはいかにスケジュールを埋めるかでなく、できるだけオファーを断らないで、いかに調整するかに頭を悩ます、超・売れっ子バレエ団と成長してしまったようである。
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